正しい歯磨きの方法とは?虫歯になりやすい飲食物もご紹介!

こんにちは、今回は、予防の為の正しい歯磨きと食事についてお話しします。

正しい歯磨きの方法について解説

歯磨きは虫歯・歯周病予防の基本ですが、多くの人が正しく行えていないのが実状です。

そこで今一度自分の歯磨きを見直してみましょう。

皆さん、歯磨きにどれくらい時間をかけていますか ?朝や昼は忙しくそんなに時間をかけられない方もいらっしゃると思います。

それぞれの生活リズムによっても歯ブラシにかけられる時間は様々です。歯磨きというのは、必ずしも長い時間をかければ良いというものでもありません。30分間無意識にゴシゴシと磨いていても、歯や歯茎を傷つけてしまうおそれがあるからです。かといって、毎回1分程度でササっと終わらせてしまうのもよくありません。

一般的な歯磨きの平均回数で一番多いのは、一日2回という回答です。所要時間で多いのは「一回1~3分未満」というデータもあります。

理想的としては、最低3分間は磨きましょう。上下永久歯が生えそろっていれば、28本の歯(親知らずも全て生えていれば32本)がありますが、1本につき10~20回小刻みに動かしていると3分間を下回ることはありません。

1日3回3分以上磨いくのが理想ですが、大事なのは1日1回(夜が理想的) その日のすべての歯垢を取り去るつもりで時間をかけてブラッシングすることです。

洗面所の鏡の前で磨くのが理想ですが、なかなかゆっくりと時間が取れない場合は、テレビを見ながら、お風呂に入りながらなど、“ながら歯磨き”をおすすめします。

食後すぐに歯磨き!や、食後すぐの歯磨きは歯面が傷つくので30分経ってから!などタイミングは専門家によっても意見がわかれますが、あまり神経質にならないようにしましょう。

食後〇分後に歯磨きをしよう!と思っても、仕事の都合や、そのときにいる場所によってはできないことがあります。大切なのは「食べたら磨く」を実践し、習慣付けることです。

効率的な歯磨きの方法をご紹介!

効率的に歯を磨く為には、順序を決めて磨きましょう。磨きやすいところばかりごしごし磨いている方、多いのではないでしょうか?比較的、利き手と逆の歯は磨きやすいと思います。そのため、はじめは磨きにくい利き手側の裏側から磨きましょう。

1.上の歯の裏側

2.上の歯の前側

3.右上(左上)奥歯のかみ合わせ

4.左上(右上)奥歯のかみ合わせ

5.下の歯の裏側

6.下の歯の前側

7.右下(左下)奥歯のかみ合わせ

8.左下(右下)奥歯のかみ合わせ

というように、自分なりに順番を決めて全ての歯にブラシが行き届くように行って下さい。

正しいブラッシングのポイントは

正しい歯磨きの方法や、効率的な歯磨きの方法をお伝えしたところで、次に正しいブラッシングのポイントについてご紹介いたします。

軽い力でみがく

力まかせにゴシゴシみがいても汚れは落ちないだけでなく、歯茎を傷つけ、歯を削り取ってしまいます。歯の表面が削られると「知覚過敏」の症状が現れることもあります。力を入れすぎない為に、歯ブラシはペンを持つように軽く握り、150から200g程度の圧で磨きます。

毛先を歯面に当てて磨く

口の状態やみがく部位によってスクラッピング法(毛先を歯面に直角にあてる)やバス法(毛先を歯と歯茎の間に45度にあてる)を使いわけてみましょう。大切なのは、毛先をきちんと歯面にあてることです。

1歯ずつ小刻みに動かす

小刻みに動かすことで歯と歯の間や歯と歯茎の間の汚れをしっかり落とすことができます。

この3つのポイントを意識して磨いて下さい。

歯磨きだけでは不十分?歯と歯の間のプラークを取り除くには?

上記のブラッシングのポイントを意識してきれいに磨けても、歯ブラシだけでは歯と歯の間のプラークは60%程度しか除去できないと言われています。虫歯の最も起こりやすい部分が歯と歯の間です。ここでは歯磨き後のさらに口の中を綺麗にする方法をご紹介いたします。また、虫歯になりやすい食べ物・飲み物についてもご紹介いたします。

デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具の使用

そのため、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」、「タフトブラシ」などの補助清掃器具を併用することが必要になります。

歯並びや歯間の隙間の広さは人それぞれ違うので、使用の際には、歯科医院で自分に合った補助用具の選択や使い方の指導を受け、正しく使いましょう。

補助清掃用具を使用する際は、一日一回、歯磨き後、特に夜の使用をおすすめします。

使用後は、ブクブクうがいをしましょう。

多くの方は夜にしっかりと歯磨きができる時間があると思いますが、日中仕事などで、どうしても食後に歯磨きできないということがあると思います。

そんなときは、水で口をゆすいだり、お茶を飲んだりすることで食べかすを洗い流し、歯の再石灰化を促します。

シュガーレスガムの使用

もう一つは、シュガーレスガムを噛むことで唾液が分泌され、食べかすを洗い流し歯の再石灰化を助けることができます。

特に細菌の働きを弱める効果があり、酸を作り出さないキシリトールが配合されているガムがおすすめです。

このように食べ物によっては、虫歯になりにくいものもあります。虫歯になりにくい食べ物は、よく噛んで食べられるもの、歯にくっつかないもの、酸が作られないものなどてす。

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虫歯になりやすい食べ物・飲み物は要注意

逆に虫歯になりやすい食べ物は、糖分が多く粘着性があって歯にくっつきやすく長時間お口のなかに残るものです。

思い浮かぶものはキャンディーやキャラメルですが、クッキーやスナック菓子などの食べカスは歯の隙間やくぼみにはさまってしまった場合もお口のなかに残った状態になるので注意が必要です。

虫歯になりやすい飲み物は、糖分を多量に含んだ炭酸飲料・ジュースなどがあります。また、健康的なイメージがありますが、乳酸飲料も気をつけたい飲み物です。ヨーグルトドリンクなどは糖分が多いので注意が必要です。

長時間食べ物や飲み物がお口のなかに入っている状態は、虫歯菌を活発にします。

テレビや映画を見ながらだらだらと食べ続けるのは危険です。

食後の歯磨きはもちろんですが、食べるときは時間を決めて、だらだらと時間をかけて食べないようにしましょう。

まとめ

これらの正しい歯磨きや食事に注意をすればより良いお口の状態を保つことができます。

ステイホームの時期で家でのんびり過ごす時間が多くなると食生活、生活習慣が乱れやすいです。だらだら食べも増えるので、メリハリを持って生活するとお口にも健康にも良いですよ!

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