セカンドオピニオンについて

インプラント治療をしている多くの先生は、日頃からインプラントについて勉強し、手術の技術向上に切磋琢磨されています。しかし、先生ご自身を取り巻く環境や経験によってはどうしても知識や技術の差ができてしまいます。当院にいらっしゃった患者様も、「骨が無いのでインプラントが出来ない」「神経が近いので手術が不可能です」と言われた患者様がいらっしゃいます。しかし、そういった患者様の多くが当院では治療可能でした。

つまり、インプラント自体が不可能な訳ではなく、伺った先生の医院では技術的な制限によって、インプラントが不可能であるということがほとんどです。

もちろん、そういった患者様の骨をCT検査で見てみると、実際に骨が少なかったり、神経が近かったりという難症例であることが多いです。また、前歯などの審美領域のインプラント治療には、非常に高い知識と技術が要求されます。
それにより、前歯のインプラント治療や難症例を断る歯科医院も多いのも実情です（その場合は、インプラント以外の治療法を薦められる場合もあります）。

私は過去に何千症例ものインプラント治療を行ってきましたが、本当にインプラント治療が無理だった患者様は2名しかおられませんでした。それ以外の方は、全てインプラント治療が問題なく完了し、快適なお食事をされています。もちろん重度の糖尿病や放射線治療、その他全身的な問題でお断りする場合もあるとは思いますが、軽度であれば、手術できることもあります。一度、他院で断られた方でも当院へ足を運んでいただき、インプラント治療が可能であるかどうかの診断に来られることをおすすめします。

現在インプラント治療を行っている医院は数多くありますが、その全ての歯科医師が、高いインプラント治療の技術・知識を有しているとは限りません。
そのため、多くの患者様がインプラント治療を断念されている現実があります。どこまでが治療可能で、どこからが治療不可能か、それは各医院によって違いますので、一度断られたからと言って諦めず、勇気を持って当院にご相談下さい。
もし前院で撮られたCTやレントゲンをお持ち頂ければ、それを元に診断をすることも可能です。

当院でのインプラント治療をご検討の方も、他院のセカンドオピニオンのご利用を頂くことは全く問題ございません。一つの医院の意見に囚われず、より広い意見を集めることが、患者様の望む理想的な治療を受ける、最善の方法だと考えます。